今晩もサッカー日本代表のロシアW杯最終予選の試合がありました。もともと、どちらかというと野球派でサッカーはどことなく乱暴なイメージをもっていた私ですが、ここ数年サッカーにも惹かれるようになりました。そこで、野球とサッカーについて少し考えていることを書こうと思います。

まず、競技人口、競技の世界的浸透度から言うと、オリンピックの種目としての存在感を見てもわかる通り、圧倒的にサッカーが優勢です。一方の野球は、熱心な競技人口を抱えている国は、アメリカ、日本、韓国、台湾、キューバ、ドミニカ共和国、プエルトリコ、ベネズエラ、メキシコ、オランダ、イタリアなど、列挙できてしまうほど、限られています。

競技の質も大きく異なります。まず、使う体の部位が違います。サッカーは圧倒的に脚に比重があり、野球は上半身の使用が大きく、バットやグローブといった道具も重要です。接触プレーは圧倒的にサッカーが多く、よって、ラフプレーも散見されます。これを楽しみと感じるか否かで、野球派かサッカー派か決まるのではないでしょうか。レッドカードやイエローカードとった警告が出される頻度、またはファウルの出現頻度も、圧倒的に野球は少なくあまり思い浮かびません。

野球のファンはスタンドで座って応援しているイメージですが、サッカーファンは熱くチャントを唱えながら総立ちのイメージがあります。どちらも一生懸命、白熱して応援してるのですが、色が異なって興味深いです。

いずれにせよ、個人的な見解にすぎないのですが、なんとなく野球選手の方が頭脳派が多い気がしています。例えば、イチロー選手は特別な例ではありますが、とても賢く冷静な思考を感じさせます。おそらく、野球の方が瞬発力はもとより、バッターとピッチャーの駆け引きのような、頭脳戦の様相を帯びているからではないかと思います。一方のサッカーは、体をはってとにかく相手とぶつありボールを競り合わなくてはならず、もちろん哲学者タイプの選手は大勢いるのでしょうが、競技の質から言うと、瞬時の判断力と何より気迫が求められる気がします。

サッカー、そして、野球、二つの質の異なるスポーツのプロリーグがあり、人気もどちらもあることから、選択肢として二つとも成り立っているという状況は、なかなかありがたいのかもしれません。一方が自分にあっていなくとも、もう一方で勝負する可能性がありますから。きっと。それぞれのプロ選手でも、幼い頃はもう一方の競技に熱をあげた、という方も多いのではないでしょうか。いつか、調べてみると面白い気がします。